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薄毛抜け毛の対策

抜け毛予防は頭皮環境を整えることからはじめます。
 実際に髪を健やかに保つために何をすべきか考えてみましょう。
イキイキとした髪を育てるために大切なのは、頭皮環境を整えることです。
頭皮は土壌のようなものです。肥沃な土壌には立派な植物が育ちますが、やせた土地ではひ弱な植物しか育ちません。頭皮と髪もこれと同じです。 
では、頭皮環境を整えるにはどうすればいいのでしょうか? 
髪も細胞からなり、必要な栄養素や酸素がたっぷりと行き渡るようにしなければ、細胞分裂は滞り、髪は丈夫に育っていきません。
細胞に栄養素や酸素を運んでくれるのが血液です。つまり、血行をよくすることが頭皮環境を整える第一歩になります。
 また、頭皮が汚れていたり、毛穴に余分な皮脂がつまっていたり、保湿が十分でないことも頭皮への負担になります。雑草が生えていたり、水分不足だったりでは植物は育だたないことと同じです。
頭皮を清潔に保ち、適度に保湿してあげることも頭皮環境をよくすることになります。
頭皮環境がいい状態。頭皮は青白く、毛穴のつまりや余分な皮脂がない良好な状態です。髪の毛そのものもハリやコシがありとても元気になります。

 

 

シャンプーは頭皮の状態にあわせて選びます

薄毛や抜け毛が気になり始めたときに、ほとんどの人が最初に取り組むのが、シャンプー選び。
「髪のボリュームが気になる人へ」「コシやハリをよみがえらせる」など、キャツチコピーにひかれてシャンプーを購入する人は多いはず。ただし、基本的にシ
ャンプー類には発毛を促すだけの効果は期待できません。
 シャンプー剤は大きく3つのタイプにわけられますが、ポイントは頭皮にあったものを選ぶこと。
いくら髪の毛の指通りがよくなるシャンプーを使っても、頭皮の状態が悪くなればかえるべきです。初めてのシャンプーを使うときは、小さいボトルを購入し頭皮にあうかを確認してください。
シャンプーが頭皮にあっているかは、シャンプー後に頭皮が乾燥にもオイリーにも傾かない状態を保てるかで判断します。
このほか、かゆみがでた、フケが多くなったという変化があれば、頭皮に負担をかけているサイン。
ロングの人がショートにすると、従来のシャンプーがあわなくなるということもあるので、シャンプーの使用感には敏感に反応してください。

  アミノ酸系 項高級アルコール系 せっけん系
特徴 アミノ酸から作られる合成界面活性剤。頭皮への負担が少ない。時間をかけて丁寧に洗うことが必要 市販のシャンプーでもっとも多い。鉱物油や動植物油脂などから作られる合成界面活性剤。泡立ちに優れる。地肌に残るとトラブルを起こしやすいので、よく洗い流すことが必要 脂肪酸ナトリウムなどから作られる合成界面活性剤。毛穴の汚れまでしつかり落ちる。せつけんカスが頭皮や髪に残りやすいのでよく洗い流すことが必要
洗浄力 やや弱い 高い 高い
刺激 低刺激 皮膚や髪に対する刺激は強い 頭皮への刺激は弱い
頭皮の状態との適性 頭皮が乾燥気味の人、頭皮トラブルがある人向き 頭皮がオイリーな人向き

正常からオイリーな人向き

体質・髪の状態との適性

合成と天然のものがあり、天然のものはアレルギー体質の人、頭皮トラブルがある人向き。弱酸性のものがおすすめ

天然系と石油系があり、石油系は刺激が強いので肌の弱い人には不向き アルカリ性のため髪を膨潤させ、パサつきやきしみを誘発するので、髪の長い人には不向き

シャンプーはスキンケアだと考えよう

シャンプーは「髪を洗う」のではなく、皮膚である「頭皮を洗う」ものです。
頭皮は新陳代謝が盛んで、皮脂分泌や汗腺の働きも活発です。
頭皮の汚れや皮脂を落として清潔に保つ、これがシャンプーの本来の目的です。
 髪の毛の汚れは、お湯で洗い流すだけで多くは落ちるといわれていますから、シャンプーをつけてからはゴシゴシ洗う必要はありません。
洗い方に気をつけて正しくシャンプーをすることが、頭皮を健やかに保つことになるのです。
 実際、薄毛や抜け毛に悩む女性に多いのが、髪の毛の洗い過ぎです。洗い過ぎると乾燥して、フケが出やすくなります。
また、保護膜として働く皮脂をとり過ぎてしまうことになり、かえって脂っぽくなります。それが気持ち悪いとさらに洗ってしまう。という悪いサイクルに陥ってしまうのです。
これでは逆に抜け毛の原因をつくってしまっているようなものです。

 

髪は濡らしたらすぐに乾かします

 髪を洗った後は濡れっぱなし、というのは頭皮の環境を乱すもとになります。余分な水分は素早く取り除くこと。
誰もが頭皮には常在菌をもっていますが、濡れたままだとその数を増やしてしまったり、細菌の活動性を高めたりすることになってしまいます。
また、濡れたままではキューティクルも開いたままになり、髪へのダメージにもつながります。
 洗髪後はタオルドライをした後、ドライヤーを使って頭皮までしっかり乾かします。
このとき、60度以上の温風は髪のたんぱく質の分解を促し、傷める結果になるので注意が必要です。
 ドライヤーで乾かすのが面倒だからとタオルドライのあと自然乾燥にしてしまうのは、髪にとってはマイナスです。
自然乾燥だと髪から必要以上の水分が失われてしまい、髪がパサつく原因となり、頭皮の乾燥を進めることにもなります。
夏は蒸れて汗や皮脂と混ざりあい、雑菌が繁殖してにおいにつながることもあります。

 

 

髪をとかすときは無理に引っぱらないでください。

 ヘアスタイルを整えるだけがブラッシングの役目ではありません。
 ブラッシングには、からんだ髪をほぐして汚れや抜け毛を取り除いたり、髪全体に皮脂をいき渡らせる効果があります。
また、頭皮に適度な刺激を与えることでマッサージ効果が期待できます。ブラッシングはシャンプー前に行えばホコリや汚れを落とすことになり、シャンプーの洗浄効果もアップします。
ただし、無理に引っぱると頭皮に負担をかけることになるので、注意してください。
 美容室などでは豚毛や猪毛のブラシを使っているようですが、自分用には頭皮を傷めない毛先のやわらかいものを選ぶようにします。
でも、ナイロン製のブラシは髪に静電気が起こって、髪を傷めることもあるので避けたほうがいいでしょう。
 また、ブラシに髪の毛がからまったまま、あるいは、ホコリがついたままでブラッシングをするのは、自分の髪の毛に雑菌を増やしているようなものです。
お湯で洗うなどしてホコリや髪の毛をこまめに取り除き、ブラシそのものを清潔に保つことが大切です。

 

 

頭皮マッサージはシャンプー前にすること

 頭皮の血流が悪くなれば、酸素や栄養素が髪の製造工場となる毛根部に運ばれなくなり、髪の成長に悪影響を与えたり、抜け毛が増える大きな要因となります。
頭皮の血行をよくするひとつの方法に頭皮マッサージがあります。頭皮マッサージには、副交感神経を刺激してリラックス効果を高める作用もあります。
 頭皮をやわらかく保つためにも、頭皮マッサージは効果的です。頭頂部は特に硬さが気になりやすい部位なので意識的に行うといいでしょう。
 頭皮マッサージは、頭皮が濡れている状態で行うと頭皮や髪の毛へのダメージになってしまうこともあるので、シャンプー前に行うことが大切です。
でも、同じ場所を長時間もんだり、爪を立てたり、痛みがでるほど強くもんだりしないでください。あくまでも心地よいと感じる強さをキープして、頭頂部へ向かって地肌を押し上げるようにマッサージしてください。

 

 

マッサージグッズは使い方が肝心です

 現在、さまざまなマッサージグッズが販売されています。「いいマッサージ器具はありますか?」「これは使っても大丈夫でしょうか?」と質問もおおいようですね。
基本的には、マッサージ器具を使って気持ちがいいと感じているのであれば、どの器具を使ってもいいでしょう。
要は、頭皮を傷つけないように使い方に気をつけることが大切なのです。
 頭皮の凝りや硬さが気になるという人は少なくありませんが、マッサージをしなければ抜け毛がどんどん増えると断言できるほどの研究データはありません。
マッサージグッズを使うことで、一時的に頭皮の血流が改善されることは期待できますが、基本的には気分転換、リラクゼーション効果が得られる程度、ととらえておいたほうがいいでしょう。
何よりもまずは、頭皮を清潔に保ち、適度な保湿などで頭皮環境を整えることが大切です。

 

 

シーズンケアでは紫外線対策がポイントです

 頭皮の状態は季節によっても変化するものです。もともと頭皮の色は青白いのですが、特に夏は、日焼けをして頭皮は乾燥に傾きがちになります。
日焼けをして、頭皮がピンク色や赤茶系になってしまっている人もいます。髪の分け目は、人間の体の中で一番日に焼けやすいところです。
日焼けによって頭皮は乾燥に傾きがちになってしまいます。
 紫外線を浴びることによって皮膚にできるシミやシワ。これには体内で発生する活性酸素が関係しているといわれます。
活性酸素とは普通の酸素が体に悪さをするように変化したものです。生活習慣病や老化の元凶とまでいわれている活性酸素ですが、抜け毛や薄毛にも活性酸素が関係していることは否定できません。
ですから、紫外線が強くなる5月頃からは、頭皮の日焼け防止を心がけることが大切。髪の毛のUV剤は髪の毛の日焼けを防ぐためのものであって、頭皮の日焼けを防ぐものではありません。
頭皮につければダメージを与えることになります。