MENU

育毛剤で大切なのは有効成分です

育毛剤は頭皮の保湿をしたり、血行をよくしたり、頭皮の炎症を抑えたり、アレルギーをでにくくするのが目的です。
薄毛については、改善がみられる方とみられない方がいるのが現状なのです。
理由は、髪を作る毛母細胞は皮膚の奥にあり、たとえ育毛剤をつけても、有効成分が奥に浸透するまでに表面を流れ落ちたり、蒸発したりして十分に浸透しないことが多いためです。また、有効成分の濃度が高ければ浸透度も高まりますが、逆に頭皮に過度な負担をかけるリスクも高まります。
 市販の育毛剤はさまざまなものが販売されていますが、選び方で肝心なのは、有効成分がきちんと入っているかどうかです。
現在のところ、医薬品としてはっきり発毛効果が認められているのはミノキシジルという成分です。
初めて使う育毛剤に関しては大量につけず、少量つけてまずは自分の頭皮にあっているかを確認します。あわないものを無理に使うと、抜け毛を招くことにもなりかねません。

 

 

育毛剤に使われるおもな有効成分

 

ミノキシジル・・・発毛効果が認められた成分
センブリエキス・・・末梢の血管を拡張させ血流を改善する
ニコチン酸アミド・・・毛毋細胞を活性化させる
アデノシン・・・ 毛毋細胞を活性化させる
β−グリチルレチン酸・・・・ 殺菌作用を持つ
ショウキョウチンキ・・・血行促進効果や抗菌作用、抗酸化作用がある
塩化カルプロニウム・・・頭皮の血管を拡張する働きがある

 

 

ミノキシジルは毛毋細胞に働きかけ、髪の成長を早めます。もともと血圧降圧剤として使用されていたが、その副作用として多毛症があることから、発毛・育毛成分として着目されることになりました。
とはいえ、ミノキシジル配合の育毛剤でも、半年は使い続けないと効果はでないと思ってください。このほか市販の育毛剤には、植物のエキスが配合されることが多いようですが、有効成分濃度を極端に上げられないため、確実に発毛するとはいえません。

 

 

 

育毛剤の Q&A

男性用と女性用の育毛剤の違いは何ですか?

男性と女性の頭皮の状態は異なり、男性のほうがかなり脂っぽいといえます。
ですから男性用育毛剤のほうには清涼剤が多く入っています。また、男性用では有効成分濃度の高いものも販売されています。

女性が男性用の育毛剤を使ってもいいのですか?

男性と女性の薄毛の原因は異なるので、育毛剤の有効成分も異なることがあります。基本的には使っても問題ありませんが、有効成分の濃度の高いものは皮膚がかぶれたりするリスクが高まります。

発毛成分のミノキシジルは、白髪にも効くのでしょうか?

残念ながら、白髪に有効とはいえません。白髪は毛母細胞にあるメラノサイトの働きが弱くなってできます。ミノキシジルには血行促進作用はあるものの、メラノサイトを刺激する作用はないので、色素にまで影響を与えることはできません。

育毛剤を選ぶときのポイントはありますか?

有効成分が、きちんと配合されていることが大前提になります。各メーカーが吟味した上で配合しているはずなので、成分に対して疑問や不安がある場合は、きちんと調べ、納得してから購入しましょう。

育毛剤をつけても効果がありません。やめるべきでしょうか?

育毛剤の効果の出方には個人差があるようです。実際はかなりの期間、地道に続けてこそ効果が得られることがほとんどです。最低でも半年は続け様子をみましょう。それでも効果が得られないようであれば、やめるという選択肢もあります。

医薬品と医薬部外品があるのですが。

医薬品は医師の管理が必要なもので症状の治療を目的としますが、副作用があることも考慮すべきです。
医薬部外品には副作用はほとんどありませんが、その目的は予防に重点がおかれています。従って医薬品のほうが、効果・効能をより期待できるといえます。

 

白髪は加齢現象のひとつです

薄毛と違い白髪は遺伝的要因が強いといわれ、なぜ白髪になるかは医学的にもまだはっきりわかっていない部分が多いです。
白髪というのは加齢現象のひとつです。年齢を重ねても白髪が目立たない方もいると思いますが、1本もでないという人はいないのです。
髪の毛の黒い色のもとは、毛母細胞にあるメラノサイトが作り出すメラニン色素です。
このメラノサイトの働きが鈍くなったり、メラノサイトそのものの数が少なくなったりして、メラニン色素を作り出す機能が低下すると白髪になります。
現在のところ白髪を根本から治す薬はありませんが、白髪の治療では毛母細胞のメラノサイトの働きをよくすることが最優先となります。
 基本的には、メラニン色素を作り出す機能が低下している以上、白髪が抜けた後に生える髪も白髪です。
ただし、ストレスによって一時的に白髪になった場合は、再度メラノサイトが活性化されることで黒髪になることもあります。

 

 

白髪にまつわる ウソ? ホント?

一夜にして白髪になったという話がありますが。
白髪の発生にはメラニン色素が関係していますが、目にみえる髪の毛そのものは死んだ細胞なので、それがストレスなどで一晩にして白髪に変わるということはあり得ません。
白髪が増えているのに気づかないくらい余裕のない状態が続いて、ある日鏡をみて、増えている白髪に気づいたということが、一晩にして……とたとえられたのではないでしょうか。

 

白髪を抜くと増えると聞きますが……

白髪はメラノサイトの働きが悪くなることや少なくなることが原因です。白髪を抜いたからといって、その白髪以外の髪の毛の毛根のメラノサイトが悪い影響を受けることはありません。
ですから抜いたから増えるということはありません。白髪を抜いても後に生えてくるのは白髪です。白髪を無理に抜くと、毛根が傷つくので、次に生えてくる白髪にウェーブがかかってしまったり、髪の毛そのものが生えてこなくなることもあります。

ストレスで白髪が増えるといいますが……

これはよく聞かれることですが、現在のところストレスと白髪の因果関係についてはまだはっきりしていません。白髪が気になり始めるのは40代以降のことが多く、この時期は仕事や家庭でもストレスを感じやすい時期になります。これが重なってストレスと白髪が関連づけられたのではないでしょうか。

 

髪に大きなダメージを与えないおしゃれを楽しむことが大切です

 昔から「髪は女の命」ともいわれるように、髪の毛というのは見た目の印象を大きく左右します。
年齢を重ねるにつれて女性が気にするのは、肌やボディラインや髪です。
「ヘアスタイルを変えたり、パーマやカラーリングをしたり」こうした身だしなみ以上の髪の毛のおしゃれは、いつまでも若く、キレイでありたいと願う女性の自己表現のひとつです。
 でも、髪の毛のおしゃれの中には、頭皮環境を崩す要因もあることは確かです。
おしゃれをすることは精神面にもプラスの影響を与えるので、とてもいいことです。
白髪で悩む人に白髪染めをしてはいけないというのは、その方のストレスを増やすだけです。使用頻度をコントロールすることが大切です。

 

 

カラーやパーマは頻度が肝心です

 カラーやパーマは安定していた髪の構造を変えて行うものです。頭皮へのダメージ度はそれぞれ異なるものの長く続けていれば、多かれ少なかれ何らかの影響はでてきます。
 パーマは髪の強度や弾力性の低下が起こりやすくなります。また、ヘアカラーと呼ばれる永久染毛剤は、髪の毛の内部から着色するので、毛髪を傷めます。
髪の入れ替わり時期に頻繁に繰り返すと、髪の毛の傷みが蓄積されてツヤやハリが失われたり、切れ毛や枝毛が増える原因にもなります。髪の毛だけでなく、頭皮に薬剤がつくことによって頭皮にダメージを与えることにもなります。
 髪を市販のカラーリング剤を使って自分で染める場合は、必ず少量をつけてみて頭髪や頭皮に異常がでないかどうかを確かめてから行ってください。

 

 

頭皮に負担の少ない髪型にする

 頭皮状態が良好で、健常毛であれば、ロングでもショートでも髪型が頭皮の負担になるということはありません。
 ただし、どちらかといえば、長い間、極端なロングヘアにしているのはやはり毛穴に負担がかかるのは事実です。
ロングの場合、切れ毛や枝毛などが気になってきたときは、毛先を切ってそろえたほうがボリューム感は保てます。
 特定の髪型を作るために、逆毛を立てたり、スタイリング剤を毎日大量に使ったりすることを繰り返せば、当然、頭皮環境にはマイナスです。
無理に作ったヘアスタイルのせいで、頭皮の血流が阻害されたり、髪や地肌を傷めてしまうことも多いのです。
 また、長期間エクステンションをつけ続けるのも毛穴にかなりの負担をかけます。
さらに、ずっと縛った髪型も、すでに紹介した牽引性脱毛症を引き起こしかねません。
頭皮に負担をかけるヘアスタイルは結婚式やパーティなど、短時間だけにしておいたほうがいいでしょう。

 

 

 

髪のボリュームアップ術を使ってみる

 加齢に伴い髪の毛は細くなっていくので、ある程度のボリュームダウンは仕方のないことです。また、前髪がペタンとしてきた、あるいはトップのボリューム感がなくなったというのはよく聞くことです。
 薄毛が気になり始めると、やはり一番目立ってくるのは髪の毛の分け目。薄毛が進行していくにつれ、徐々に分け目や頭頂部の皮膚が透けてみえるようになり、心配になってシャンプーや育毛剤でのケアを始めることになるようです。
でも、あまりにも過剰に悩むと、髪のことがコンプレックスになり、ストレスがたまり悪循環になってしまいます。
薄毛がそれほど進行していない場合は、分け目を変えたり、セットでボリューム感をもたせたりすることで、ある程度カバーしてみるのもいいでしょう。
セットをする前には自然乾燥ではなく、必ず髪の毛の根元を乾かしてから行うこと。濡れたままだと、根元が押さえられボリューム感がでません。

 

 

 

 

髪の悩みは数値化できませんできることに取り組んでみる

 疲労やストレスによって、心身のバランスを崩し、これが抜け毛の原因になることもあります。
会社の人間関係、親の介護、老後の問題、あるいは女性であれば結婚と仕事の両立、妊娠・出産など、心理面でのさまざまな葛藤が心身のバランスを崩すきっかけになったり、多様な選択肢の中から何かを選びとっていくことがストレスとなることもあるのです。
自分なりのストレス解消法を持つこと。これも髪を守っていくことと無縁ではありません。

 

 

薄毛をコンプレックスに感じないでください

 何をもって薄毛とするかは、きちんと数値化できるものではないのでとても難しい問題です。
自分の髪の毛の量をピークのときと比べ「減ってしまったことが悲しい」「このまま薄くなったらどうしよう」と心を痛める方は少なくありません。
でも、あまりにも過剰に髪に対するコンプレックスをもってしまうと、髪の毛に対して間違った思い込みをしてしまうことにもなりかねません。
こうした負のスパイラルに陥らないことが肝心なのです。
 また女性の場合、各年代によってさまざまな悩みがあり、それがストレスとなり薄毛のコンプレックスを一層深くしてしまっていることも否定できません。
なぜなら、仕事、結婚、出産、更年期などの悩みやストレスを解決することで自信が持てるようになり、髪の毛に対するコンプレックスが軽減されたというケースもあるからです。
女性の薄毛の原因にストレスがあげられますが、こうしたライフステージにおける心の問題をクリアしていくことも大きいと思います。

 

 

ストレス解消をすることが大切です

 自分の髪の毛の量に満足するかしないかは、とても主観的なものです。周囲からみればそんなにたくさん髪の毛があるのに……という健常毛の持ち主でも、病院に行く人もいます。
髪の毛の印象というのは見た目を大きく左右する要素ゆえ、女性にとってはとても重要な部分なのです。
 心の余裕を持つことが、髪への過剰なコンプレックスを抱かない有効な手段であるといえます。女性はライフステージによってさまざまなことに悩み、ストレスを抱えます。簡単ではないかもしれませんが、そのストレスを普段の生活で少しでも軽くすることが、心の余裕につながります。
 また、自分の髪の毛に対する不安をお持ちなら、人に相談したり、病院へ行ったりするなどして、その不安を取り除くための行動を起こすことも必要でしょう。
とにかく行動に移して前に進むほうが、結果的には心の負担を減らせることも多いものです。

 

 

ウィッグの使い方

女性用のかつらは、おしゃれ用からボリュームアップの薄毛対策用までさまざまあります。
ウィッグ製作の技術や性能は進歩しており、形状記憶、透湿性、抗菌といった特徴のある商品も生まれています。 TPOにあわせて使いわけることは問題ありません。
 頭皮トラブルを招かないようにするためにも、ウィッグを使うときには、つけ外しをきちんとすることが大切です。特に夏場は蒸れやすくなりますから、自宅にいるときは外し、外出時に着用するなどメリハリが必要です。
また、ウィッグを固定するための留め具が頭皮を傷つけたり、使用されている素材のゴムがかぶれの原因になることもあるので、気をつけるようにしましょう。
 自分にはあわないと感じたり、少しでも頭皮に異常が出たときは使用を中止してください。あわないものが慣れるということはありませんし、炎症などが起きている場合はそれを速やかに治すことが先決です。