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抜け毛の原因を知りたい

抜け毛の原因は人それぞれです。過度のストレスが原因で一部分が脱毛してしまうケースもありますし、積み重なった睡眠不足が原因で、頭皮の皮脂バランスが崩れ、抜け毛を引き起こしている可能性もあります。
皮脂バランスは食事内容や生活習慣にも左右されますし、毎日のシャンプーといったケア方法でも影響を受けるものです。
ストレスや睡眠不足、生活習慣食生活、ケアの仕方など複合的に作用し抜け毛を引き起こしているケースがほとんどであり、抜け毛の原因を特定するのは非常に難しいとされています。
しかし、ストレスを溜めないためにしっかり睡眠をとったり、食生活を改善することで生活習慣の改善につながったり、生活習慣が改善することで睡眠時間が確保される。
などどれもが繋がりがあるものであり生活全体を見直し、複合的に原因を改善させていくことが大切だと言えるでしょう。
ケア方法が原因の抜け毛に対しては、シャンプーコンディショナーの選択から、洗い方などちょっとした変更で改善する事が可能です。
まずは大幅な生活習慣の改善よりも、先に始められる対策としてトライしてみても良いかもしれませんね。

 

つむじはげについて

 

 

皮脂が多い人・少ない人

頭皮をお湯だけで洗います。お湯だけで洗うのが一番自然で、頭皮の現状が分かるからです。本来の意味でのヘッドスパ(頭皮の温浴)をします。
すると、頭皮や髪の毛に残留しているものも取れ、皮脂(皮膚表面を覆っている脂)も取れるのです。取れる皮脂の量を見ていると一定の法則があるのが分かります。
それは、皮脂の分泌能力の高い人は髪の毛を育てる力が強く、皮脂の分泌能力の低い人は髪の毛を育てる力が弱いという事実です。

 

皮脂の分泌能力が高い人
皮脂の分泌能力が高い人とは、素質として皮脂の分泌能力が高い人であって、頭皮の衣面が皮脂でベタベタになっているのとは違います。見た目には、ベタベタではないのに、お湯で頭皮を洗うと毛穴から大量の皮脂が出てくるのです。
こんな人の髪の毛は太くて硬くて本数も多いです。育毛のケアをしても環境が整うと同時に増え始めるので、短期間(半年〜1年)で改善していきます。そりゃもう、信じられないくらいの回復力を見せます。育毛剤の効果だけで簡単に増えるのは、こんな人ではないかと思います。しかし、髪の毛のことで悩んでいる人はとても少なく例外的なので、ほとんどの薄毛(つむじハゲ)でお悩みの方の参考にはなりません。

 

皮脂の分泌能力が低い人
それに対して、皮脂の分泌能力が低い人とは、素質として皮脂の分泌能力が低い大であって、頭皮表面がテカつていても皮脂の分泌量が少ないのです。見た目にテカつているのに、お湯で頭皮を洗っても流れ出てくる皮脂の量は少ないです。中にはほとんど何も出てこない人もいます。
こんな人の毛は柔らかくて細い毛をしています。いわゆる、猫毛というのでしょうか?
育毛のケアをして環境が整ってもなかなか増える方に移行しません。髪の毛の状態が良くなるのに時間がかかるし、増えるようになるのにも時間がかかるのです(3年〜5年)。薄毛で悩んでいる方の多くが、皮脂の分泌能力が低い人です。

 

 

あなたの皮膚の防御力を知る
皮脂の分泌能力が強いか弱いかを知るには、あなたの皮膚の防御力を見るとだいたい分かります。例えば、「使う化粧品に気を使う」「何かを皮膚に付けるとすぐに赤くなる」「皮膚が弱い」「ホコリに弱い」「気温や季節の変化に弱い」「汗をかくと痒くなったり、赤くなりやすい」「肌が乾燥しやすい」「エアコンに弱い」等だと皮脂の分泌能力が低い可能性が高いです。
こんな人が、皮脂を取るようなケアをすると、元々弱い防御力を破ってしまうので、髪の毛を無くしてしまう原因を作ってしまいます。まずは、ご自身が本来持っている皮脂の分泌能力が高いのか低いのかを知ってください。

 

べた付くから皮脂が多いわけではない
実際には、自分の事を分かっていない人がとても多いものです。「皮脂の分泌が多いと思いますか?」と聞かれても、ほぼ8割の方は「少しべた付くので多いです」と答える人がほとんどです。
そんな方は、指の腹で頭皮を少し強めにこすってもらい、顔の皮脂と比べると、「確かに多いですね」と感じる人は、100人のうち1人か2人くらいです。
試しに指の腹で少し強めに頭皮をこすってみてください。脂で少し光る程度なら皮脂の分泌量は普通です。

 

抜け毛の原因は、皮脂を多くしてきた行為と環境に問題あり

多くの人は、「皮脂が多いから薄毛になる⇒だから私も皮脂の分泌が多いはずだ」と思わされていると言えます。だから、薄毛(つむじハゲ)になったのは皮脂が多いからだと勘違いしているのです。皮脂が多いから薄毛になるのではなく、皮脂を多くしてきた行為(皮脂を取るシャンプー+皮脂を取るシャンプー法)と環境(ストレス)や習慣が皮脂の分泌を促し薄毛の原因になっているのです。
ただ、そんな人でも鏡で自分の頭皮を見るとテカって見えますし、マイクロスコープで頭皮の拡大写真を見ても表面がテカって見えます。テカって見えるのに、お湯で洗うと皮脂の分泌自体は多くないのです。
なぜ、頭皮表面がテカって見えるようになっているのかと言うと、長い間皮脂を取るようなシャンプーで皮脂を取る洗髪法を採ってきているからです。前に「皮脂は必要だから分泌されている・毛穴は詰まらない」で説明した通り、皮脂は人の体を守るために必要な分泌物なので、「取る⇒分泌される」を繰り返すことで自然と皮脂の分泌が表面上増えているのです。こんな人がとても多いです。

 

頭皮が硬い人・柔らかい人
 マッサージで頭皮を柔らかくしようとして髪の毛を無くした人は、生まれながらに頭皮は硬く、髪の毛も細くて量も少な目だったそうです。

 

弾力があることと動くこと
 確かに髪の毛が太くて本数の多い人は、頭皮に弾力があって柔らかいです。反対に髪の毛が細くて少ない人は、頭皮には弾力がなくて硬いです。触ると皮膚と頭蓋骨がくっついているような人もいます。ここで言う頭皮に弾力があって柔らかいとか弾力が無くて硬いというのは、その人が持って生まれた素質です。素質なので後天的に何かをして変えることはできません。
 頭皮の硬い人が柔らかくするために、無理矢理マッサージして動かすと動くようにはなるでしょう。でも、マッサージして動くのと弾力があるのとでは意味がまったく違います。それなのに、マッサージで無理やり頭皮を動かすと、たぶん毛細血管が切れてしまい、髪の毛が育たなくなってしまうのではないかと考えられます。

 

 

頭皮が硬い柔らかいは素質
 人には持って生まれた素質というものがあります。前項の皮脂の分泌能力も同じですが、頭皮の硬い・柔らかいにも素質があります。それらによって、髪の毛の育つ能力にも差が出るのです。
 現代社会は、ストレスや仕事の環境等々で頭皮が緊張していて、本来の頭皮でない人がとても多いです。そのために血の巡りが悪くなって髪の毛の生育に影響が及んでいます。本来の頭皮の状態に戻してあげるマッサージ法が必要なだけで、決して頭皮に弾力があり柔らかくて髪の毛の多い人と同じ頭皮になるのではないのです。

 

髪の毛を育てる力が強い人・弱い人
 人には髪の毛を育てる力の強い人と弱い人がいます。そのうち弱い人の方が薄毛(つむじハゲ)になりやすく、一度薄毛(つむじハゲ)になると改善には時間と手間がかかります。反対に髪の毛を育てる力の強い人は、薄毛(つむじハゲ)になりづらい上に、手間暇をかけなくても簡単に改善することが多いです。

 

 皮脂の分泌能力が高い人や頭皮に弾力がある人は、元々髪の毛の本数が多いので、多い本数を維持するために抜け毛も多いです。生え替わる力が強いと言えます。皮脂の分泌能力の低い人や頭皮が硬い人は、元々髪の毛の本数が少ないので、少ない本数を維持するために抜け毛は少な目です。生え替わる力が弱いと言えます。

 

髪の毛の多い人は抜け毛が多くてちゃんと生え替わっている
 髪の毛の本数の多いのに薄毛(つむじハゲ)を気にする人がいます。どう見ても薄くなっているように見えないのですが、「今までは、髪の毛の量が多くて梳かないとセットできないくらいでした。ところが、最近梳かなくてもセットできるようになってきて、この先どれだけ減っていくのか不安なのです」と。
 大多数の薄毛(つむじハゲ)の人からすると何とも羨ましい悩みですが、他人に見えないだけに本人にとっては深刻な悩みです。これらの方々の頭皮をお湯で洗うと皮脂がたくさん取れ、かつ、頭皮を触ると弾力があって柔らかいのです。その上、他の薄毛の人に比べて抜け毛もかなり多めです。ご本人は「髪の毛の量が多過ぎるのが悩みだったので、抜け毛が多いのはまったく気にしていませんでした」とおっしやいます。抜けてもちゃんと生え替わる能力が高いのを表しています。

 

素質に見合った方法を採る
 毛を育てる力が強い人と弱い人がいるのは、その人が持って生まれた素質なので変えることができません。強い人は育毛剤や発毛剤の効果で早く簡単に改善しやすいですが、弱い人の薄毛になった頭皮・心身では、育毛剤や発毛剤の効果が負担になりやすく逆効果になりやすいです。その上改善するのに時間もかかり手間暇もかかります。
 あなたの素質が毛を育てる力が弱いなら、毛を育てる力が強い人の真似をすると髪の毛を無くしてしまいます。髪の毛を育てる力が強いか弱いか、強いとも弱いとも言えないのか、どの素質なのかを知ることが大切です。

 

アレルギー体質の人は要注意
 薄毛で悩んでいる方の約7割が何らかのアレルギーを持っている方か皮膚が弱いタイプの方でいるようです。
 そして、この体質の方々は総じて皮脂の分泌が少ないのです。皮脂の分泌能力が低いのは外部からの影響を防御する力が弱い体質だと言えるので、薄毛(つむじハゲ)の原因のひとつであるヘアケア製品やカラー剤・パーマ液等の影響を相対的に強く受けるのです。だから、あの人は大丈夫なのに私はダメなんてことが起こります。
 季節の変わり目や気温の変化・ストレス・生活環境の急激な変化にも弱く、髪の毛を育てるために必要な心身の余裕を無くしやすい体質でもあるのです。

 

 

 

特にアトピー体質の人は改善しにくい
 アレルギー体質の中で一番厄介なのはアトピー体質の人です。食べるものが制限されたり、皮膚に使うものが制限されたり、同じことをやっているのにアトピーの症状が出ている時にはまったく効果に繋がらなかったり、花粉の季節には悪化したりして一筋縄ではいきません。
 次に厄介なのは、アトピー以外のアレルギー体質の人や皮膚の弱い人が、皮脂を取り育毛剤や発毛剤を効かすような方法を採ってきている場合です。元々弱い防御膜を破って育毛剤や発毛剤の作用を与えているので、弱ってしまっている頭皮がなかなか元に戻ってこないのです。頭皮の状態が元に戻るまでに半年とか1年以上かかることもあります。

 

 

シャンプー剤やトリートメント剤の付け置きは悪化の原因
 美容院で販売しているシャンプーを髪の毛に泡立てて付け置くことを美容師さんに勧められた人がいます。そんな人の中には、頭皮全体が真っ赤で、できものがあちらこちらにできている人がいます。何かを使うと痒みが出て症状が悪化するので、お湯だけで頭皮を洗うようにすれば正常に戻ります。
 この人は皮膚が弱い人ですが、アレルギー体質だったらもっと悲惨な状態になっている可能性が高いと思います。シャンプーの付け置きの害をもろに受けることがあります。皮脂を取って育毛剤や発毛剤を効かすケアでも同じようなものなので本当に効果だけの情報には注意が必要です。
 アレルギー体質というだけで薄毛(つむじハゲ)になりやすい体質だと思って、ご自身の体に使うものや使い方に気を使い、かつ生活習慣や環境にも気を使うことが髪の毛を守るにはとても大切なことです。

 

貧血・低血圧・生理不順
 頭皮の毛細血管から毛乳頭に血が巡り、毛母細胞が細胞分裂を繰り返して髪の毛は伸びていきます。十分な血が巡ってくることと細胞分裂が活発に起こっている必要があるということです。当たり前と言えば当たり前の話です。
頭は心臓よりも上にあるので、重力に反して頭皮に十分な血を巡らすことが必要です。
 貧血の人の場合、血が薄く酸素を始め栄養を十分に運べません。だから、普段の生活の中での食習慣がとても大事になってきます。
 低血圧の人の場合、頭部や全身の血液循環が悪いので、末端の組織への血流が悪くなります。生まれながらに低血圧の人もいるので、これといった対処法はありませんが、少しでも血液循環を良くする方法を採ることが大事です。
 貧血や低血圧の人の頭皮をみると、血が巡っていない真つ白な色をしている人がおおいですね。
顔色は血の気のない真っ白で、髪の毛にもハリがありません。こんな人は、血の巡りが弱いのですから、体質的に外部からの刺激や作用にも弱く回復力も弱いと思ってください。カラーや縮毛矯正を含め、普段のヘアケアの習慣には気を付ける必要があります。

 

生理不順はその原因に対する養生法を
 生理不順の人の場合、ホルモンバランスが崩れていたり、ストレスやダイエットが影響していたりするので、生理不順の原因になっていることを解決することが大事です。そこが解決できないと髪の毛の問題は解決できません。

 

10代の女性でも薄毛で悩んでいると人がいました。内容は、                      食事制限のダイエットして、生理不順になり、髪も薄くなってしまったということ。効果的な育毛剤か育毛方法を知りたい」ということでした。
 完全に認識が間違っています。この人に必要なのは効果のある育毛剤や育毛法ではなく、食事をちゃんと摂って生理不順を治すことです。いざ自分が薄毛になった際には、この人と同じようにご自分のことを棚に上げてしまい、効果のある育毛剤や育毛法を探しまわる人が本当に多いのです。

 

低体温?あなたの平熱は何度ですか?
 髪の毛は毛母細胞の中で酵素の触媒によってアミノ酸が髪の毛に変換されて伸びていきます。この酵素の働きが弱いと中身の粗い嬖の毛にしかならず、腰のあるしっかりした髪
の毛に育ちません。その酵素の働きに影響を与えているのが体温なのです。

 

 人の適正な体温は36.5〜37度であると言われています。酵素が一番活性化する体温は、38度〜40度だと言われています。風邪を引いた時や疲れが溜まっている時には、人は体温を上げて酵素の働きを活発にして早く治そうとします。
人は自分の体温を上げて酵素の働きを活発にして早く治そうとしているのです。     
 ところで、あなたの平熱は何度ですか? まさか35度台ではないでしょうね。一度、起床後・昼食前・17時ごろの3回でよいので体温を計ってください。
起床後は36度の前半くらいかもしれませんが、昼食前と17時ごろは36・5度以上ないと酵素の働きが今ひとつなので、髪の毛にも元気がなく体が疲れやすくなっているかもしれません。

 

35度台の低体温はヤバイ
 35度台というような低体温だと、酵素の活性度が通常の50%くらいに落ちている可能性が高いので、柔らかい弱々しい髪の毛しか作れなくなっているでしょう。
 また、人の体はエネルギーのほとんどを体温保持のために使うようになるので、生きていくのに必要のない髪の毛にまでエネルギーが回ってきません。
 体温が低いと髪の毛を育てる力が低下し薄毛(つむじハゲ)になりやすく、一度薄毛(つむじハゲ)になると髪の毛を回復するのはとても難しいのです。
 ちなみに昭和32年(1957年)当時の日本人の平均的な平熱は36・89度くらいだったらしいです(1957年東京大学田坂定孝教授らの調査による)。
昭和30年代はまだまだ日本は貧しい国でした。便利な電化製品もなく、移動手段としてはバイクが普及し始めたころで、主に自転車か徒歩が普通でした。
荷物を運ぶのはリヤカーでした。そのため体を動かすのが当たり前でしたから、貧しくても体温が高くて酵素が活発に働き元気な人が多かったのです。髪の毛も多い人が多かったと言えます。

 

 

胃腸が弱くないですか?
 生の水が飲めない方がいらっしゃいます。他にも肉類を受け付けない人もいます。キムチ等の刺激物を摂るとお腹を下す人もいます。
 こんな人の場合、食べたものを消化吸収する力が弱いので、先はどの体温と同様に、摂った栄養は生きるために必要な器官に優先配分されて、髪の毛にまで十二分な栄養が回ってこなくなります。
 だから、胃腸の弱い人は総じて毛が補足くて柔らかく、一度薄くなると改善するには時間と手間暇がかかります。
薄くなったからと、育毛剤や発毛剤の効果に頼っても、問題となっていることを解決するわけではないので効果に繋がらないだけでなく、負担だけを与える結果になることも多いです。

 

呼吸が浅くないですか?
システムエンジニアをしている人は、一日中パソコンを触っていることが多いので、どうしてもうつむき加減になりやく、腕を常に前に持ってきて作業しているので胸を圧迫したような姿勢になりやすいです。
最近はスマートフォンが普及して、うつむき加減で触っている人も多くなっています。

 

 

細胞・組織が酸欠状態
 そのためでしょうか。「呼吸が浅い」と感じる人がとても多いです。呼吸が浅いと酸素を十分に取り込めないので細胞や組織が酸欠状態に陥ります。また、これらの人の頭皮を触ると柔らかいのに張っているのです。まるで、膨らました風船が今にも張り裂けそうな頭皮になっている人までいます。
 もともとパソコン業務は座って同じ姿勢で作業を続けるのですから、首や肩を始めとして、あらゆる筋肉が緊張しています。そんな状態でさらに呼吸が浅くて十分酸素を取り込めないと筋肉が酸欠状態でさらに硬くなってしまい、血流まで滞ってしまいます。
 一度、パソコンを触っている時のご自身の体と頭・頭皮がどうなっているかを感じ取ってみてください。たぶん、多くの人は頭が大きくなっているような感覚を感じるでしょう。それだけ張っていて血流が滞っているのです。スマートフォンを触っている時の姿勢やご自身の体全体を振り返ってみてください。

 

 

大きく腹式呼吸をする
 その他にも、学校を卒業すると運動しなくなるので、呼吸が浅くなっている人も多いです。呼吸が浅い人は交感神経が緊張し血流不足になりやすいので、疲れが取れません。意識して深い腹式呼吸を始めると、緊張している副交感神経が優位になるので血流が改善し、疲れが取れやすくなります。
 意識して肺を大きく膨らませるように深い呼吸を10回程度してください。毎日朝・昼・夕と1日3回すると良いでしょう。

 

年齢を重ねると誰でも衰える
 たいていの人は髪が薄くなる前に戻りたいと思います。当たり前と言えば当たり前の希望です。ここでよく考えてください。薄毛になる前とは何年前のことなのでしょうか?
 人は年齢を重ねます。ケアを始めても日に日に年齢を重ねて体は衰えていきます。成長期が終わるのは20歳前後で、その後はゆっくりと衰えていきます。体が衰えていくのに、髪の毛だけは昔のようになりたいと考える人が多いのです。

 

60歳の人が20歳のころの髪の毛に戻るか
ここで質問です。「60歳の人が20歳のころの髪の毛に戻るでしょうか?」とお聞きすると、すべての人が「そんなの無理でしょう」と答えられます。こんな極端な事例なら理解できますが、薄毛(つむじハゲ)が表面化してから1年2年しか経過していないと、簡単に戻せるのではないか?と考える人が多いのです(そんな情報も多いので)。

 

 

髪の毛は生え替わりながら成長しなくなっていくので、薄毛(つむじハゲ)が表面化する時には、それまでに2年とか4年くらい経過していることが多いです。もっとかかっている場合もあります。ヶアを始めても生え替わりながらゆっくりと戻っていくので、さらに2年とか4年かかることがほとんどです。ということは、フサフサに毛があった時からケアが終わるころまでには、4年とか8年経過するのです。下手をすると10年以上経過していることもあるのです。

 

誰でも老化していくもの
 「透けている部分が隠れるようになりたい」なら分かりますが、フサフサだったころの髪の毛に戻ると考えるのはおかしいと思いませんか? 体が若返るなら分からないではありませんが、誰でも老化していくのですから。年齢を重ねると骨格や毛の生え方も変わり、細胞の生まれ替わりも穏やかになっていきますから、年齢を重ねれば重ねるほど維持できる本数は減っていくものなのです。
 ハゲになるとか薄毛になるということではなく、誰でも年齢相応の髪の毛の量と形があるので、それを目標にしてください。1年2年と現状維持を続けるなら、それも効果のひとつです。だって成長しなくなるのを防いでいるのですから。髪の毛を無くさないこと、年齢相応の髪の毛を取り戻すこと、同窓会に出たら髪の毛が多い部類に入ることを目標にしていただきたいと思います。

 

抜け毛の原因は、加齢やホルモンバランスが本当の原因か?

 ここ5年か10年くらいでしょうか? 50歳以上の年配の女性をターゲットにしたウィッグ(かつら)のテレビCMをかなりの頻度で見るようになりました。また、美容健康関連の雑誌でも、洗髪のやり方や育毛剤の紹介・頭皮のマッサージのやり方・髪の毛が増える食べ物等々が、特集記事で紹介されていたりします。休日に買い物に行った時など、エスカレーターの上から見下ろすと、頭のてっぺんの分け目がパカッと割れて地肌が丸見えになっている女性が多いのにも驚きます。30代くらいなら、細い線で地肌が見えていて、40歳を超えるとその線がかなり広がって見えます。
 これらを見ていると、雑誌やテレビの特集で美容外科の先生がおっしゃっている加齢やホルモンバランスの崩れで起こっているのかどうかとても疑問に感じています。なぜなら、加齢やホルモンバランスの崩れは、どの女性にもあることで、かつ30年前40年前にも、30代の女性・40代の女性・50代の女性はたくさんいらっしゃったからです。現代のように、あらゆる世代の女性の薄毛が増えているのは、何かおかしいと考える方が普通だと思います。
 45歳ごろからケアを始めた女性がいます。更年期に入っていく年齢ですね。すでに更年期に入っていたかもしれません。この人の場合はストレスが大きな問題で、かつ育毛剤を使った経験もなく、カラーもほとんどしたことがなかったことが幸いしたのでしょう。シャンプーを替えて、時折頭皮のケアをしただけで、ストレスが解消されると50歳の時には髪の毛に腰が出て透けている部分は無くなっていました。こんなケースを見ると、加齢やホルモンバランスの崩れが大きな問題だとは思えなくなります。

 

妊娠・出産

妊娠出産が薄毛のきっかけになることがあります。女性は妊娠すると抜け毛が減る傾向にありますが、出産をすると減っていた抜け毛が一気に増えて一時期薄毛になります。ホルモンのバランスが大きく変わるからで、通常はホルモンのバランスが元に戻り、1年もすれば髪の毛の生え替わりが正常になり始めると同時に髪の毛も元に戻るのです。
ところが最近は、妊娠出産がきっかけになって薄毛になってしまい、元に戻らない人が増えてきました。理由は、ヘアケアの習慣(皮脂を取る、カラーや縮毛矯正)によって頭皮を弱らせている人が多いからです。
妊娠出産は、女性の体にはかなりの負担をかけます。現代は医学の進歩で少なくなくなりましたが、出産によってお亡くなりになる人もいらっしゃるくらいなのです。それだけの負担が伴うので、髪の毛の育ちにも大きく影響が及びます。負担をかけるのだから、出産前後の食習慣や心の平穏がとても大切だと思って、男性も協力しないといけませんね。